函館もついに初雪を観測しましたね❄
週末は強い寒気が来そうですね😓
今回は給湯・暖房ボイラーの同時交換の事例をご紹介します。
🔷 石油給湯器(ボイラー)の種類 🔷
皆さんはご自宅で使用しているボイラーがどのような種類かご存じですか?
設置タイプ、給湯出力(給湯能力)、水道直圧式・減圧式、などなど…
細かく説明するとキリがないので、今回の交換を例にして説明していきます!
※ 電気給湯器、ガス給湯器など色々ありますが、今回は石油給湯器のご紹介です。
函館でよくある例ですので、こちらで紹介する以外のパターンもあります。
🔷 給湯器 選び方の基本 🔷
給湯器選びは、現在お使いの給湯器と、同じ設置状況・同じ種類の給湯器への交換が基本です。
そのため、お使いの給湯器の現状を確認してから、設置可能商品を選んでいく必要があります。
ただし、状況によっては、オートからフルオートへのグレードアップ、給湯出力アップ、従来型の給湯器からエコジョーズ給湯器への交換など、ご希望に合わせて交換可能機種を選択できる場合があります😊
■給湯設置タイプ
函館は雪国なので、ボイラーは基本的には屋内に設置しているのがほとんどです。
据え置き(床置き)型、壁掛け型の大きく分けて2パターンが主流です。
屋内据置型 | 屋内壁掛け型 |
排気方法の種類として、
「強制給排気タイプ」
燃焼する空気は内蔵のファンで屋外から取り込み、排気ガスも屋外に排出します。
本体から伸びる煙突は2本です。
外気を使って強制的に給排気を行うため室内の空気に影響がなく、高気密・高断熱住宅への設置に最適です。
「強制排気タイプ」
燃焼する空気は本体の給気口を通して室内から取り込み、排気ガスはファンを使い煙突を通して屋外に排出します。
本体上部の煙突は排気用の1本だけとなります。
🔷 水道直圧式・減圧(貯湯)式 🔷
石油給湯器(ボイラー)には大きく分けて水道直圧式と減圧式(貯湯式とも言われます)の二種類があります。
■水道直圧式のメリット・デメリット・注意点
2階浴室での使用や、シャワーの水圧がどうしても欲しいという方で、すでに水道直圧式をご利用の方、もしくは減圧式を利用中だが、割と新しい配管をご利用中、もしくは配管を新しくすることを検討中の方にお勧め☆
メリット(減圧式と比較して)
①水道圧そのままの勢いで給湯できる
②水圧が高いので、2階浴室への給湯も可能
③減圧式と比べて灯油使用量を節約できる
デメリット・注意点
①高い水道圧がかかるため、古い配管などは破裂の恐れがある
②減圧式と比べて、価格が割高になる
③少量のお湯を出すことができない
■減圧式のメリット・デメリット・注意点
1階での給湯しか使わず、そこまで強い水圧にこだわらなければ、価格も安く、配管の心配もいらない減圧式が◎
メリット(水道直圧式と比較して)
①水道直圧式と比べて本体価格が割安になる
②圧力を抑えるので、古い配管でも利用可能
③少量のお湯も出す事が可能
デメリット・注意点
①水圧が弱くなるので、直圧式に比べてシャワーなどの勢いが弱くなる
②2階への給湯が難しい ※減圧式高圧力タイプを除く
③直圧式と比べて灯油使用量が増える
※これら以外にも様々な用途の製品がありますが、それらの説明はまたの機会に…全ては説明しきれません💦
🔷 本体を選ぶ 🔷
以上の事を踏まえて、交換したい本体の選定を行います。
今回は設置場所などは一緒ですが、「エコフィール」の本体を付けることに。
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高効率石油給湯機「エコフィール」は、熱効率を95%にまで引き上げ、CO2排出量を大幅に削減。
灯油を節約でき、従来は200℃にもなる排気温度を約60℃まで抑えた環境配慮型の給湯機です。
クリーンな空気を次の世代へ残しながらも使いやすい機能を備えた、新しい省エネタイプの石油給湯機です。
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給湯、暖房の両方共をエコフィールにすることで、省エネを実現します!
|年間ランニングコストの比較
【施工後】
ノーリツのエコフィール給湯機は、灯油の使用量を減らせ、排出するCO2も少なくできます。待機消費電力なども省電力となり、ガマンしないエコな生活が始まります。
ボイラーの点検は無料でおこなっていますので、音がうるさい、お湯が出にくくなった、煙やススが出る、など異常がありましたら是非お電話下さい!