こんにちは!
7月も後半に入りましたが、例年の函館と比べて今年は寒い気がしますね💦
今回はトイレの交換なのですが、隅付タンク式便器からの交換についてご紹介します。
🔷 交換前に注意すべき点 🔷
隅付タンク式便器とは、施工前画像のような奥壁側に三角形のタンクがあり、銀色の洗浄菅を経て便器に繋がったトイレです。
【施工前】
現在、このタイプのトイレをご使用で一般的なタンク密結型やその他のトイレへの交換をご検討中のお客様にはぜひ参考にして頂きたいです💡
通常、隅付タンクの左右どちら側かに給水菅がある場合が多いです。
そのため一般的な便器に比べ給水位置が高くなることが多くなります。
同じ形状のトイレへの交換であればさほど問題はないのですが、一般的な便器への交換の場合、通常の給水ホースで設置できる範囲を大きく越えるため、元々の同梱品だけでは接続することができません💦
その場合、通常の給水ホースで設置できる適切な位置まで部材を使用して下げます。
給水位置が横の壁面側にあれば給水位置を下げるだけで設置は可能ですが、後ろ壁面側にある場合、既存の給水の高さによっては部材を使用することでタンク・便器の後方部に干渉してしまうことがあります。
そのため、場合によっては干渉しない位置までトイレ自体を前に出して設置する場合もあります。
部材が干渉する場合、メーカーではタンク背面と壁との距離を55mm以上離して設置することを推奨しております。
その結果、トイレ奥壁面から便器先端は『トイレ本体の奥行寸法+55mm以上』程のスペースを要します。
トイレ室内の奥行きがあまりない場合、便器前面のスペースが狭く感じてしまう可能性もございますのでご注意ください!
🔷 本体の交換 🔷
今回はちょうど便器の真後ろに給水管があったため、上手く便器との干渉をさけるよう施工しました😊
【施工後】
もともと付いていた隅付タンクは、接している壁面に直接固定されておりますのでビス固定の痕が残る可能性が高くなります。
簡易的にコーキング剤で補修する場合もありますが、完全に見えなくなることは難しいです…
また、既存の壁紙がトイレ設置後に後張りされていた場合なども、交換後に新しいトイレとの形状の違いから壁紙が張られていない面が露出してしまう可能性があるので、事前のチェックが必要となります!
今回は壁紙の張替えがなかったので、ビス固定の痕が残っています。
施主様へは事前に了承を得てたので、今回は痕の部分はこのままで工事終了となりました。
最初お見積りに伺った際に「いろいろチラシとかで見てたけど、そもそも載っている商品が自宅のトイレと交換出来るのかがわからない」とおっしゃっていました。
当社はお見積りは無料ですので、気になる商品があるけど付くの?など疑問や質問などあれば、お気軽にお問い合わせください😄